3月のライオン

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

ウィンブルドンが中断しててやることがない。フェデラー応援してたのにな。なんか私が応援してるスポーツは結構な確率で分が悪い気がする。疫病神…?(追記:朝5時過ぎ、ようやく終わった。ナダルの勝ち、はちょっと悲しいが、ここまで縺れたらもう何も言えない。凄すぎるよ…)
暇なので、今日買った漫画を読みました。ハチミツとクローバー羽海野チカの新作です。もう新作じゃないかもだけど、今さらです。ハチクロは去年あたりに読んでてかなり好みです(ハチミツとクローバー - 歩くパンケーキたち)。爽やかな恋愛ものは読んでて気持ち良いです。前の感想で真山好みとか書いてるけど、何度か読み直した今は花本先生が好きだったりします。
これは、あまり買う漫画を増やしたくないのもあって、買うのを躊躇してたのですが、1話の試し読みを読んだら瞬殺されましたので購入。ズッシリくる話です。重い、ところが良い。
両親を亡くした将棋のプロの少年と、ざっくばらんに優しい近所の家族と、引き取ってくれた義父とその家族と、が織り成す、話。将棋というとても繊細でシビアな勝負の世界の周りに、抱えるものの大きいキャラクターを配置して、で、凄い重い。まだまだ話は始まったばかりで、先の見えない伏線の嵐という感じですが、これは好みな漫画な気がします。ハチクロと一緒ですが、独白の内面描写が好きです。だがしかし、救われるところが想像できないなぁ…読んでてズキズキ痛いです。最近はシビアなのが好きだから良いんだけど。続きが楽しみですが、正直怖いです。
あ、と、将棋は駒の動かし方のルールと勝利条件しか知りません。もっと分かったら、面白いのかな。棋士の世界の話とかはテレビでやってるのとかネット上の文章とか読んでると、面白いんだけど、自分はああいう冷静に手を積み重ねて行く系のゲームは苦手です。先の状況への想像力と粘り強く考えて行く力が無い。できたら楽しいんだろうけど。このへん→コンピュータ将棋 - Wikipediaの話とかはかなり興味深いです。

★★★★☆

ちなみに続刊してて買ってる漫画は、「おおきく振りかぶって」「鋼の錬金術師」「PLUTO」「リアル」「のだめカンタービレ」です。鉄板ばっかり。持ってるのは「封神演義」「H2」「ハチミツとクローバー」「ルパン三世Y」「新ルパン三世」「デスノート」「レヴァリアース」「刻の大地」「サイコ」のあたりです。何か忘れてるかもしれないけれど。改めてみると統一感の欠片もない感じ。