ドーナツ

どーなつ (ハヤカワ文庫 JA Jコレクション)

■本屋のポップで「この読後感はハルキだ」と書かれてたので期待して手に取った。北野勇作は初めてです。
■うーん、いまいち。確かにハルキ的にわけわからん世界なんだけど、ハルキとは全然違う。意味が分からなくて気持ち悪いです。色々と場面が入れ替わり人が入れ替わるせいか、主人公像がぶれている気がして、そこが村上春樹とは全然重みと芯が違う気がしました。文章にもさして魅力が無いし。変に脳とか言って科学的なのも？です。
■さらさらと読んでしまったので、もう少しじっくり読んだら違うかもしれません。ポップに惑わされたのかも。先入観はいかんと思うのでした。

★★☆☆☆