モンスター
- 作者: 浦沢直樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/02/28
- メディア: コミック
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■実は5年くらい前に途中まで読んだことがあったのですが、当時はざーっと適当に読んでたので、なんとなく見覚えはあるけど、ほとんど初めて読む感覚でした。面白かった…!ちょっと複雑すぎるきらいはありますが、凄かったです。主題の話ももちろんなんですが、ちょっと書かれる脇の人情味ある話も良い。何度か泣きそうになりながら読んでいました。
■結構圧倒されたので、例の如くあまり語ることが無い。ちらちらととりとめもないことを書き残しておきます。
■最後、恐れてたよりハッピーエンドで終わってよかったです。ここまで狂った話を書いてあそこだけ許すのは甘いかもしれないけど、あれの甘さが私は好きです。あ、あれをハッピーと思うのは間違ってるかも…。凄い人死んでるし。
■最後の巻でルンゲがテンマにすまなかったと言うところが好きでした。思わずマックで泣きそうになる醜態。
■あちこちに散らばった人が終結する最後は圧巻でした。いろいろな謎が解けることよりもむしろその人たちのほうが魅力的だと思ったり。
■しかし、人間関係複雑入り組みすぎ。途中で分からなくなったり戻ったり。もう一回読んだら忘れてる発見がたくさんありそうだ。完璧な人間関係図が見たいんだけど…。ってかこれは連載で読む漫画じゃないと思う。絶対わからなくなる…。
■悪魔っているのかなぁ…。これを読んでるといろんな価値観が揺さぶられる気がしました。それでどうなる歳じゃないんでどうもしないけれども。
★★★★★