ハクバノ王子サマ
- 作者: 朔ユキ蔵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/08/30
- メディア: コミック
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
■機会があってなんとなく読んでみました。5巻まで出てるようですが4巻まで。
■まず最初に思うことはなんて進展のない漫画なんだ…と。4巻までかかって数センチしか進んでないんじゃないかと。3歩進んで2歩戻ると言ってた人がいた、その通りです。じれったいいらいらすることこの上なし。
■絵が安定してて上手くて読みやすいので、じれったいのは耐えるとして、全体的に男から見た漫画になってるところがどうも馴染めませんでした。別につまらないというわけではないんだけど。男の人はタカコサマが綺麗だなぁとか思いながら読んだりするらしいのですが、私は何かイライラする対象でしかない。むしろ、遠距離恋愛中の彼女のほうの心境になってしまって、嫌だなぁと思ったりして。まぁ青年コミックスなのでしょうがないといえばしょうがないのでしょうが、男にとってはこういう態度?はありなのかと疑問。悪い人ではないけど、はっきりしなくてダメすぎると思うのですが。
■しかし…「半年後、1年後、3年後、5年後の自分も…… なんとか想像できる… でも、10年後の自分は―――…怖くて想像できない」なんてリアルな描写なんだ…。痛すぎる…。そういう部分は上手い。
■タカコサマ、好きにはなれないけど、ビールを飲んだときの幸せそうな顔は凄い好きです。ビールは嫌いなのに飲みたくなっちゃいました。
★★☆☆☆