ウォータースライドをのぼれ

ウォータースライドをのぼれ (創元推理文庫)

■またドン・ウィンズロウです。雰囲気が好きです。
■これは話としてイマイチでした。空き時間ごとに読んでたせいか、何か話が上手く飲み込めなかったです。え？結局何がどうなったのか分からない？みたいな。登場人物が多すぎるせいかお馴染みのメンバー以外がなかなか覚え切れなかったせいかもしれません。うーん…。でも雰囲気が面白いからそんな状態でもつい読んでしまうという感じです。
■やっぱり、ニールやグレアムやレヴァインは魅力的です。正直彼らの動きや台詞を見てるだけで楽しいです。そこは良いんだけど、周りのメンバーが今回はドタバタしすぎてる。しかも謀略渦巻く、という。こういうドンデン返しの大きい作品はもう一度読み直せばすっきりするんだろうなぁとは思うのですが、なにぶん長いので…。パワーが沸きませんね。また時間ができたときに。
★★☆☆☆