幻想水滸伝5

■幻水の攻略本その2。公式版、買ってるんですけど、どうもこっちのほうが楽しそうなので買ってみました。そーいや2のころこんな感じの攻略本を3さつとか買った記憶があるよ…、凝り性なもので。まぁ当時は半分以下の厚さだったと記憶してますが。
■中身ー。噂通り、こっちの方が良いですね。まず、エンディング分岐がしっかり載ってること。完全攻略と銘打つからにはこれをやってもらわないと困ります。リムの選択肢に至っては好感度上げの選択肢が全部載ってます。よくやった、さすが電撃、と。
■さすが電撃と言えば、よくわかってるなぁと思ったのが本の作り。最初は良いとして第2章がキャラクターの章であることに感動を覚えました。普通のゲームなら当たり前ですが、これは幻想水滸伝です。108人+αもいるのに!それが第2章って!ストーリー攻略は240ページからです。昔の攻略本なら終わってるから!しかも各キャラクターに開発者のコメント、育成方針、戦闘方針つき。これすごーくありがたいです。まぁ一般的な話で「返し刃+激怒+力」などの凶悪組み合わせは書いてませんけれど、とりあえず読んでてニヤニヤと楽しめるのが嬉しいです。パラメータもオフィシャルのよりかなり見やすいです。全キャラ一覧が載ってますし。
■一方、ストーリー攻略はオフィシャル版の方が楽しめました。こっちは文章不足でいまいち分かりにくそう。まぁネタバレが少なめだ、っていう話もあるんですが。公式のほうは物語を書いていますからね。電撃は地図を中心にポイントを書いている感じです。地図はほぼ一緒ですが、オフィシャルのほうが色が好み。あとオフィシャルは地図は地図でまとまってるので探すとき楽です。
■それから最初の基礎事項もオフィシャルのほうが計算式まで載ってるので普通では見えない部分まで見えて楽しかったです。電撃のほうにはそういう情報は無し。前列とか後列とかでの命中率%はありました。
■戦争イベントに関しては、電撃の方がおすすめ部隊編成まで書いてあって楽そうです。まぁもともとそんなに壮絶な難易度じゃないので(ランダム要素を除けば、ですが)公式の方針のみってのもありかなぁと思います。電撃のほう、地図に升目が入ってるのはプラスです。見やすい。
■本拠地関連は、地図は公式のほうが遥かに良いですが、その後の細かい情報は電撃の勝ち。だって飾れる鑑定アイテムの写真つき!像とか壷とか。かなり嬉しい!風呂アイテムの写真も載ってるし。釣りの攻略もどの程度役立つのかは試してませんが詳しいです。
■敵データの章は大体同じような物。公式のほうが敵の写真が若干大きいくらい。
■データはこれまた電撃のほうが良い。108星への装備可能かどうかの表がのってるのは大きい。ちょっと字が小さいので読みにくいけれども。
■それから最後に電撃が素晴らしいのがエクストラデータ。これはファンサービスしすぎ!あちこちに載ってるイラストギャラリーから絵つきの年表、目安箱メッセージ&新聞内容一覧(これはオフィシャルにもある)&探偵内容一覧&古い本内容一覧&風呂イベント内容一覧(公式では一部のみ)が載ってます。…むしろゲームを極める意味を奪うんじゃ?と不安になるほどのサービスの良さ。特に風呂一覧はかなり嬉しい!公式には誰にイベントがあるのかすら全部は載ってなかったからなぁ。むしろ良いのか?と心配になるほどサービス精神が旺盛です。
■ってな訳で。全体的に電撃のほうが良いかなーと思います。一長一短なので、あくまで個人的意見ですが。えーとデザインは公式のほうが薄い配色で綺麗かも(フォロー)!でも何か製作の設定書からそのまま抜き出してきている感じがするんだよね。電撃のほうがユーザーの視点に近い、遊んでる感じがします。逆に攻撃ダメージの計算式とか絶対遊ぶだけじゃ見えない情報(=ネットでも見つからない情報)が載ってるってことで公式にも価値があるのですが。
■あそう、特性ブックマークはルクレティアでした。何種類あるのか知りませんがまた凄いとこが当たったものだなぁ…。
★★★★☆