ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

■流行ものばかりで申し訳ない。まぁきっと流行ってるものは面白いってことで。
■これはずっと読みたかったのですが、ハードカバーは買う気にならなかったので文庫化を待っていました。ようやく。映画化の前で良かったです。トム・ハンクスジャン・レノでは観に行くでしょう。原作ものはいっつも迷うのですが先読みの方が今のところ良いような気がするので。
■上、中巻まではそこそこ面白いけれど普通の本かなぁ…というか、私は本当に日本人なのでキリスト教のベースが無く、歴史も世界史で習う程度の知識だから十分に楽しめて無いのかなぁ…と思っていましたが、下巻、これが凄かったです。上手く立ってきたキャラクターを利用しての展開が非常に面白かったです。買ってきて、下巻だけは1晩、夜中に夜更かしして一気に読みました。どんでん返しはミステリーの王道ですが、見事です。映画化したら映えそうです。そんなこと言いながら、やはりキリスト教の部分は感じるべきことを感じれていないのかもしれないですけれども。頭で分かるのと信仰は違うからなぁ。
■しかし、急いで読んだせいもあっていくつか腑に落ちていない面もあります。もう一度読んでみないと本当にすっきり納得いかなそうです。掻い摘んで読み直し予定。あーあと最後のラングルトンとソフィーのハリウッド的展開だけは納得できないなぁ。薄々予感はしていたけれどこれを置いてしまうお陰で陳腐な印象になる気がして残念です。
★★★★☆