イノセントワールド
■ミスチルの曲をイメージするのは私だけでは無いと良いな思いますが、桜井亜美の本です。こないだ読んでた「ガール」に続いて2冊目。どうでも良い話ですが、イノセントワールドよりTOMORROW NEVER KNOWSの方が好きですね。どっちもリアルタイムで聞いていないのですけれども。
- 作者: 桜井亜美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1997/04/01
- メディア: 文庫
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■でも、「ガール」よりは良くできてると思いました。あれ…、「ガール」は全く印象残ってないです、なんだっけ?みたいな。このイノセントワールドは主人公のアミの内面世界が結構よく書かれてて良かったです。それから兄の存在も良い。最後あたりで、雲を見ながら話す場面はちょっとゾクゾクきてしまいました。
■救いは無い。けれども、こういう世界もまた存在する。そしてそこでも人間は生きていける。そんな感じです。
■しかし、援助交際とかって本当に沢山あるのでしょうか?何か自分の見てきた世界と見ている世界からはあまりにもかけ離れた話で、これが現実なのか創作なのかわからなくなってしまいそうです。
★★★☆☆