ウォーターワールド

■USJのアトラクションがなかなか面白かったので映画も観てみました。へぇケビン・コスナーかー…とか言いながら。
■何か細かいのも大きいのもツッコミどころ満載の映画だと思います。舞台装置とか爆発とか色々迫力があって瞬間瞬間は面白いのですが、全体を通すとどうも釈然としない。え?こんなで良いの?というのが全体に残る、というか。
■果たして陸がなくても人は生きれるのかとか、えらと肺の呼吸は同時にできるのかとか。きっとそういうところには全て目を瞑って…のエンターテインメントなんだろうなぁと解釈。設定は上手に生かされていましたしね、無駄ではないのでしょう。
■しかし、敵のボスのディーコンがマヌケに見えるのはUSJのアトラクションの影響か…?アイツのキャラがもっと厭らしい感じに立ってたら面白いんじゃないかと思います。アクの強い悪役は美味しいと思うので。いっそ、長さ的にも盛り上がりの気持ちよさ的にもディーコンのキャラ的にも、USJのアトラクションのほうが良くできてるかもしれない、というのは禁句でしょうか?あれは純粋に面白いです。まぁ目の前で繰り広げられるアクションと18インチのテレビで見る映画を比べてはいけないのでしょうが。
■ところで、この映画、視聴制限がかかってたのですが(PS2で)、何故に?人が無差別にバッタバッタと殺されていくからでしょうか?寧ろこの前に見たえびボクサーのほうが倫理的にはヤバイのではないかと思いましたが、えびボクサーには一切の制限はなし。どういう基準なのでしょう?
★★☆☆☆