Mr.&Mrs. スミス

Mr.&Mrs.スミス:遅ればせながら観てきました。平日の午前中でしたがそれなりに人は入ってた様子。さすがです。
■そんなに期待はしていなかったのですが、面白かったです。こういうノリのコメディみたいなアクションみたいなバカな映画大好きです。えーと、RONIN [DVD]とかメン・イン・ブラック [DVD]とか。あまり難しいことを考えなくて良くて、とりあえず雰囲気がかっこよくて、そこかしこにニヤリとさせるギャグが詰め込まれている映画。こういう感じの映画では久々の当たりかなぁと思います。簡単そうでこういう如何にもハリウッドな映画って難しいんだろうなぁと思います。
■それは恐らく、会話回しの上手さと、テンポ、配役、それから音楽だと思います。
■会話回しは、正直原文が聞き取れたらもっと面白いのでしょうが、字幕でも楽しめました。個人的には「321人…」がクリティカルヒット。尻に敷かれるブラピのこれからが想像できます。…リアルでもそうならシャレにならない?ストーリーは2の次ですが、一応のどんでん返しが用意されていて爽快感のあるものになっていたと思います。カウンセリングの場面で話を落ち着かせるってのも上手いなぁと。あ、一番最後、あれは字幕いらないんじゃないのかなぁ(笑)
■テンポは見てる間は2時間にしては長いか?と感じましたが、楽しかったので却ってお得感な印象。うーん、前半はちょっとまったりしすぎかのしれない。予告で半分くらいまでの内容を言っちゃってますからそのせいかもしれないけれど。あの前半がないと後半が生きないし難しいところ。むしろ悪いのは予告編?でもあの予告、かっこよくて好きだからなぁ…。映画は結構このジレンマに陥ります。せっかく楽しい映画が詰まらなくなってしまうのは勿体無いし、でも予告は見たいし、と。後半は盛り上がりもあり気持ち良かったです。
■配役は言うまでもなくブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーが良い。この2人だから成立するのではないか?と思うほどはまっていました。ブラピは顔だけじゃなくて身長も筋肉のつき方も全部完璧だよなぁ…とか余計なことを…。何か本当、この2人は例えワイシャツにパンツでもかっこよく見えるってのが凄い。もちろん最後のスーツはサービス?って位(理由ありましたけど)かっこよかったですが。あ、アンジェリーナ・ジョリーもかっこいい、です。可愛い、ではないよなぁ…。車で携帯で話す場面はちょっとそんな感じであったかもですが、どちらかというとブラピのほうがかっこ悪い男を演じてるような。いや、かっこいいんですが、ダメ男、みたいな。銃をお互いに構えたあとの場面が凄く好きです。あとブラピのちょっと困ったような笑顔。満面の笑みよりもちょっと苦い笑顔のほうが良く見えるあたりがもうどうかしてるかもしれない。それから、エディが何か良い味だしてるなぁ…どっかで見たなぁと思ってたらロスト・ワールドに出てた模様。ヴィンス・ヴォーンという人だそうです。そういえば最近見たなと。
■音楽についてはとにかく文句なくかっこよかった。私好みのテクノ調の曲がずっと流れてる感じでそれだけで楽しくなってしまいました。銃撃戦とかしながら割とミディアムテンポというのも好き。雰囲気作りに一役かってるんではないかと思います。サントラ欲しい。
■そんな感じかなぁ。これはDVD買っても良いかも、というほど好きです。わかりやすい娯楽映画は良いなぁ。
■そんなこんな書いてたらタイミングの良い記事発見→【速報】アンジェリーナ・ジョリー「私は妊娠している」と認めた! : ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会:ブラピとアンジェリーナ・ジョリーの子どもって完璧じゃない?と思うものの彼らの親は別に完璧ではないだろうし、意外に完璧と思われるカップルの子どもが完璧じゃない例はある気がするので、遺伝ってそんあものではないのかもしれない。
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