封印再度

■もう一冊。何故なら今日はお休みだから。

封印再度 (講談社文庫)

封印再度 (講談社文庫)

■ヤバイ。悶え時ぬ。と本気で思った。こーゆー展開に素直に嵌められてしまうのはどうかと思うのだが、嵌められてしまったのはもはや取り返しがつかないのです。はい。北村薫を読んだ時も思ったのだが、この人たちは男なのになんでこんなに女の子の微妙な心の動きが分かるのだろうか…。参りました。
■まぁそれは置いておいて。今回のトリックは見事だなぁと思います。考えもしなかった。理系としてはダメかもしれませんが。そういえばこれでは結局もう一個のビンは解けてませんしね。面白い。
■しかし、それどころでは無かった…のです。私だけかなぁ…。いやオチは見えるしその通りなんだけれども…そんな…うーん、頭で理解できるのと感じるのはまた別の話ってことでしょうか。本の中にこんなに混乱させられてもしょうがないのですが、こんなに上手かったらまたしょうがない気がします。何だか変な文章になっています、けれども。クリスマスのシーンといいもう作為的としか思えない。しかも、そこに国枝助手が面白いことをしてるし。なんてことだろうと。本当に家で読んでて良かったです。不審すぎる、自分。
■しかし、このシリーズ、良くないことに読んでると煙草を吸いたくなります。私はもう未成年ではないので別に吸ったところで何の問題も無いのですが、今まで散々煙草を吸うのは良くないと思ってきたお陰様でどうしても一歩が踏み出せません。実際は百害あって一理なしですし。でもさっきコンビニで本気で買おうかと迷ってしまいました。良くないー。ので、代わりにコーラとカルピスを買ってみました。キューピットです。1:1くらいでとりあえず割ってみましたが、何とも色がヤバイ。…ですが、味は結構美味しいです。まろやかなコーラ?意外にコレはペットボトルとかで売れるんじゃ?とか思いました。
■ところで、どうでも良い事なんですが、どうしても続きが読みたくてこの寒いし夜なのに本屋まで行ってきたのですが、間違ってこの封印再度を2冊買ってしまいました。ついでに人と会うことになったので急いでたから、読んだのとは気がつかなかったのですよ…。まぁ、1冊じゃ足りないかもと思って2冊まとめて買ってきたので一応続きはあるのですが。700円もしたのにー。約束した人と会った時に、「君のせいだ」と言ったら(実際、君とは読んでません、当たり前ですが)呆れられました。萌絵がうつってたらどうしよう…。だってどっかにも書いてありましたが女の人は比熱が小さくて影響を受けやすいんです。ごめんなさい。
★★★★★