コード46

■サスペンスとかアクションとかそういう感じの気軽に観れるのだと思って借りたら違った…。結構重いラブストーリーでした。体に悪い…。しかも近未来SF、と。驚いた。…ジャケットがマズイんじゃないかと言ってみたり。
■しかし、それを差し引いてもサッパリ意味不明でした。説明が足りな過ぎます。カットカットの画面構成は見所があるんだけれど、どういう風に話が繋がっててそれぞれの人間が何を考え何を目的に存在しているのかがサッパリ。ってか世界設定もよく分からなくて観終わってから特典映像の監督インタビューを見て、「ああそういうこと…」と思ったこともいくつかありました。
■それで。結局、心はわからない。奥さんと子どもが不憫です。愛してないの?個人的にはマリアよりずっと。何故?説明するのは野暮ですか?
■何なんでしょう。構成ミス?それとも私の読解力不足?近年稀に見るわけわからん映画でしたよ。…いっそデビルマンを思い出す程にね。インタビュー見て概略がわかれば、切ない良い映画になりそう(展開についていければ心は多分フォローできる、かも納得いかないけど)なだけに残念。結ばれない恋人は定番ですから。
■とか書きましたが、今あちこちの感想を少しだけ齧り読み。…皆さん理解しておられる!ので、私がアホーなだけの確率が高いです。あるいは…自分フォロー…SF慣れしてればOKということかもしれません。
■ところで観終わってから気づいた、ティム・ロビンスって「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンスかー。気づかなかった。あれは素直に良かったです。今更ですがお勧め。ついでに言うならスティーブン・キングの原作も。宇宙戦争にも出てるのかー…ん?どこだ?と個人的には印象に残りづらい顔らしいです。
■そうそう。エンディングに流れるコールド・プレイは良かった。こういう音楽の使い方は好み。
★☆☆☆☆