死ぬまでにしたい10のこと

死ぬまでにしたい10のこと [DVD]

死ぬまでにしたい10のこと [DVD]

■さっそくTSUTAYAの半額を利用。2人で観たので1人当たり100円以下で映画を楽しめるなんて幸せです。
■なんとなく。タイトルは聞いたことがあったけれど何の前知識も無く観ました。哀しい映画なのですが淡々と進んでいきます。それは好きです。雰囲気というのかな、なんか全然違うけれど「ホワイト・ライズ [DVD]」を思い出しました。
■何気ない空気が素敵です。特別なことは「死」が待っているということだけで。それは極限的に言えば誰にでもあるものなんだけれど、時間が制限され切り取られた瞬間、人間は何を考えるのだろうと。そんな映画だと思いました。誰にも告げず、ただ言葉と記憶だけを残す彼女の生き方は共感できる。かな。自分なら冷静には受け止められないかもしれないけれど。…果たして10もしたいことが出てくるのか、ちょっと考えてしまいました。
■残す、よりも、残される、方が辛い気がするのは、死を宣告されたことの無い人間の勝手でしょうか。
■そうそう。タイトルは日本語の「死ぬまでにしたい10のこと」はどうも違う気がする。響きはしっくりくるが、主題はそこじゃないような。英語の「my life without me」が良く表していると思う。まぁ沢山並ぶビデオの棚で惹かれるのは「死ぬまでにしたい10のこと」だろうけれどね。
★★★☆☆