わくわくさせること

■こないだ日経新聞で見かけたんだけれど、魅力度・感動ランキング、わくわく消費調査というのが面白い。1位はディズニーランド&シー。手元に新聞がないから引用とかできないんだけれども、例えばアップルストアとかが上位に入ってて(日経会社情報DIGITAL : 日経電子版)、今企業にとって大事なのはコレじゃないかと思った。
■優れた製品を作ること、それも勿論大事だけど、それ以上にどうやって宣伝し、どうやって知ってもらい、どれほどの人に欲しいと思ってもらうかってのは凄く大事。だって技術ってどっかが物凄くもう素人にも分かるほどに突出してることって今の時代はほとんど有り得ない(専門的なところでどんなに凄かろうと消費の大半を占める一般人には到底わからないし関係ない話)。
■ならば、口コミとかコマーシャルとか、これ持ってるとオシャレ、みたいなことが重要だと。要するに企業イメージとかそういうことで、もうそんなこと言われるまでも無く皆知ってるのだろうけれど。
■でも、本当に今のi-podの大ヒットを見てるとこれがはまったときって物凄いんだなぁと思う。ソニーウォークマンはそれができなかった。i-podはなんかもう抜群にオシャレだもん。そして、あのアップルストアは正に夢の国に近いものがある。ゆったりしたスペースにオシャレに配置されたMACは一目惚れモノ。
■今、あれを真似ても二番煎じになるからだめなんだろうけれども、何かヒット商品とはこう作る、というモデルを見せられたかのようで本当見事だなぁと思うのです。
■そうそう1位のディズニーランドはもはや言うまでも無いことで。あそこの徹底された夢の作り方も凄い。行けば絶対楽しいし、5千だろうが良い気がしてしまう。夢を売ってる、これってこれからコンテンツの時代になったらもっと大事になりそう。
■…と、たまには真面目なことを書いてみた。最近、村上龍の「希望の国エクソダス」を読んでいる、そして自分の中の経済への見地の暗さに反省した。そしたらこんなのが出てきたわけです。しかし、なかなか読み終わらないなぁ。まだ半分です。
■ちなみに私はi-podは持ってません。何か皆持ってるのが逆に嫌です。いや別に良いんだけれど、あそこまで勝たれると何か…。ソニーを密かに使ってる訳です。