コープス・ブライト

ティム・バートンの「コープス・ブライド」:観ました。うむむ、面白い!ナイスな方のティム・バートンです。
■「チョコレート工場の秘密」が個人的にはちょっと微妙だったので心配しながら、でも「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」好き的には見逃すわけにはいかないので、観てきました(映画サービスデーで1000円、毎日1000円ならもっと観るのにと思うです)。
■まず思ったこと、予告多すぎ…。しかもあまり面白そうじゃない&観たことあるの多い。これは映画館への感想ですが。「チョコレート工場」と同じところで観たので立て続けだからしょうがないけど。何かやる気を削がれる多さでした。えーと、気になるのは2本くらい。「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」と宮部みゆきの「ドリーム・バスター」。ハリポタはもうすぐ公開ということもありかなり細かい…ってか見せすぎ感のある予告。場面的に90%くらい見せてるような…。まぁ観に行く人のかなりの割合が原作知ってる人でしょうから問題ないのかもしれないけど、何か勿体無い(でも凄い再現度だと思う、かっこいいです)。ドリーム・バスターは何の説明も無いけれど、宮部ファンとしてはチェックしておきたいところです。
■逸れました。ええと、コープス・ブライト。良かったです。ストーリー的には非常に分かりやすく安心して見れる感じだし、あまり過度にグロくないので「ナイトメア」より人を選ばない映画だと思います。安心して人に勧められる。
■画面の雰囲気はさすがティム・バートンという感じで美しいです。何度かあるのですが人物を中心にカメラが回るところとか好きだなぁ。ホラーっぽいことを扱いながらコミカルなキャラたちも好き。骨が可愛く見えて末期かと思いました。あー、でも、キーになってるような蝶々はちょっと動きが気になるかな…と。羽が硬そうです。花嫁の衣などはふわっという感じはよく出てたので、そこだけ。
■それから。何と言っても外せないのが音楽。ミュージカル調ですが、違和感があるのは一瞬だけで、気持ちよく観れました。で、ピアノのあたりから凄い音楽が素敵。映画よりも音楽に鷲掴み。あのピアノで弾く曲があまりにも綺麗で、ピアノの音に惚れそうになりました(ひょっとして有名な曲?音楽への知識乏しいもので…)。正直今までピアノがあんなによく聞こえたことは無いです。その後もずっと素敵で、誰の音楽なんだろうと思ってたらやっぱりダニー・エルフマンでした。ビック・フィッシュのサントラを聞いてからかなり好きなので嬉しくなったり。サントラ探そうかなぁと思ってます。
ダニー・エルフマンについて調査したらこんなサイトが→http://homepage1.nifty.com/sountolab/dnfword.htm。色んな音楽手がけてるんですねー。「メン・イン・ブラック [DVD]」とか「グッド・ウィル・ハンティング?旅立ち? [DVD]」とか好きなのでもう一度見直してみたいです。
★★★★☆