ロボットと人間

■読み終わり。秋山瑞人は「猫の地球儀」に続いて2作目。猫は良いんだけれど、今一釈然と落ちるものが無いと思ったのですが…。これは好きでした。
■ロボットの技術がこのまま発展して行ったら、結局行きつく先は意志を持つロボットによる破壊であり戦争になるのでしょうか。意志を持ってしまったら、ロボットと人間、一体どこに境目を持つのでしょうか。そんな感じ??
■上げて落とす、とか聞いていたので1巻のラストあたりから最悪の結末を予期して読んでましたが、割と落ち着いた終わり方で助かった。個人的にはもう少しバッドな方が好きだけれどね。あともう少し全体のエピソードの伏線が生かされていれば。何故そうでなければいけないか分からない話がいくつかあった。私の読解力不足??
■キャラと世界が魅力的。もうちょっとチェスが分かってたら面白いのかな。ルークがとても好きです。見た目の設定と話し方のアンバランスさがたまらない。さり気なく美味しいところを持って行ったクレリックも楽しかった。
★★★☆☆