ライ麦畑
- 作者: J.D.サリンジャー,野崎孝
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 1984/05/20
- メディア: 新書
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■しかし、全然わからなかった。どの辺りが面白いのか説明して欲しいです。はい。ホールデンの気持ちもわからないことはないんだけれど。むしろある側面は痛いくらいにわかる。が、一体何に面白みを持って読めば良いのかさっぱり。それともそういう目的の本じゃないのか…?そういえば、サリンジャーはナイン・ストーリーズ (新潮文庫)も理解できなかった記憶があるような。
■反逆心はなくしてしまったらおしまいだけれど、全てに反逆しても得られるものはないと思ってしまうあたり、私はもう下らない大人なのか、または、時代が違うから理解できないのか、はたまたは、これは原文で読まないとわからないのか。村上春樹訳キャッチャー・イン・ザ・ライも読んでみたくなりました。…これをハードカバーで買う気はしないので文庫化まで保留しそうですけれど。
■これ→松岡正剛の千夜千冊『ライ麦畑でつかまえて』を読んで何か納得した。何となく。
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