ライ麦畑

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

■いつまでも↓がトップなのはどうかと思ってならない。ってのはどうでも良いんだけど(良くない、きっと)、読み終わりました。村上春樹じゃない方。ジョン・レノン殺害犯のポケットの中に入ってたそうな、とかいう曰くつきの本*1
■しかし、全然わからなかった。どの辺りが面白いのか説明して欲しいです。はい。ホールデンの気持ちもわからないことはないんだけれど。むしろある側面は痛いくらいにわかる。が、一体何に面白みを持って読めば良いのかさっぱり。それともそういう目的の本じゃないのか…?そういえば、サリンジャーナイン・ストーリーズ (新潮文庫)も理解できなかった記憶があるような。
■反逆心はなくしてしまったらおしまいだけれど、全てに反逆しても得られるものはないと思ってしまうあたり、私はもう下らない大人なのか、または、時代が違うから理解できないのか、はたまたは、これは原文で読まないとわからないのか。村上春樹キャッチャー・イン・ザ・ライも読んでみたくなりました。…これをハードカバーで買う気はしないので文庫化まで保留しそうですけれど。
■これ→松岡正剛の千夜千冊『ライ麦畑でつかまえて』を読んで何か納得した。何となく。
☆☆☆☆☆