巨匠ピカソ展に行ってきた



ちょっと前の話ですが、「asahi.com : 朝日新聞社 - 「巨匠ピカソ」展」に行ってきました。国立新美術館のほう。
ピカソはそういえばよく名前は聞くけれど作品は知らないなぁ…と思いつつ。顔を崩したのとかは分かるんだけど、タイトル知らないし、フェルメール真珠の耳飾りの少女、的なのが分からないのです。
今回この展覧会を見て、それは作品数が多すぎるからだと知りました。wikpediaによると絵だけで1万点を超えるとか。それって本人もどんな絵を描いたか覚えてないんじゃ…。それに時代によって全然絵のタッチが違う。普通の絵(とか言うととても素人臭いし実際素人だけど)としては青の時代が凄く良くて、「ラ・セレスティーナ」(ピカソ 青の時代 ラ・セレスティーナ: 徒然なるままに)の深い青が凄く印象的だし、かと思うといかにもピカソっぽい、「バイオリン」とか「泣く女」(asahi.com : 朝日新聞社 - 「巨匠ピカソ」 主な作品)とかも独特で楽しそうで良い。本当に一人の人間が描いた作ったのかと思うほど振れ幅の大きい、けどだからこそ人間臭い作品の数々は本当に面白かったです。…女の人に手を出しすぎなのはどうかと思ったけどさ…しかし若いピカソは美形…かな…でもだから生まれた作品があるかと思うと複雑…。
一番気になったのは、「オレンジを持つ女」というブロンズ像なんだけど、検索してもほとんど情報が出てきませんでした。作品数が多すぎるってのも考え物です。なんとなく可愛いのでした。
うーん、あとは、ピカソとはなんの関係もないけれど、三連休の真ん中の日曜日だったせいか、凄い人でゆっくり観れないしとても疲れたのは悲しかったです。1枚観る度に人ごみに巻き込まれるのは本当消耗する。作品数も多かったしね。あんなにパンパンにするくらいなら入場制限かけてくれたほうが良いかなと思った次第です。


★★★★☆