愛と幻想のファシズム

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)

村上龍の基本的な作品。村上龍は一杯作品がありすぎるので思い立ったときに少しずつ読んでます。
これも村上龍らしく経済とファンタジーと日本を絡めた作品。上下巻とも厚くて長いですが、勢いがあって結構さっくり読めました。トウジの人間的魅力に読んでる方まで巻き込まれます。突き進んだ先にあるのは空白の空しさのような気もしますが、ね。

★★★★☆