ネバーエンディング・ストーリー

ネバーエンディング・ストーリー [DVD]

ネバーエンディング・ストーリー [DVD]

■夜中、ふと目が覚めてテレビをつけたら懐かしい曲が。懐かしくて上の記事を作りながら最後まで見てしまいました。…朝5時になってしまった。
■この曲は名曲だと思う。疾走感、みたいな。
■家にビデオがあったので*1、思い出深いです。最近、ファンタジー映画が流行りですが、これが原点なのかなー。今のCGを見ちゃってると駄目なんじゃないかと心配しながら見てましたが、意外なことに、全然大丈夫でした。これは凄い。まぁ最新技術を使えばロード・オブ・ザ・リングみたいな凄いのもできるのでしょうし、それも観てみたいけれども、映画の価値は技術じゃないよなぁと改めて思いました。2時間があっという間だ。
■でもラストシーンは正直どうなんだろう?と思います。完全に復讐だしなぁ。これをしてしまったらせっかく積み重ねたものが無に帰すような気がする。ミヒャエル・エンデの主張も分かるなぁ。でも原作者の名前が無かったら私はミヒャエル・エンデに出会わなかったかもしれない。勝手だが名前はあってくれて良かったと思う。
スフィンクスの門と追いかけてくる狼はトラウマに近いものがあります。今観るとそんなに怖くなかった(当たり前)けど、小学生の時は本当に怖かったので、記憶の中の彼らのほうが遥かに怖いです。
■主人公とかアトレーユとかがこんなに子供なことにビックリしました。記憶って曖昧。本の世界が現実になるってのがかなり好き。こう書くと陳腐だけど。それを主人公が認識するまでの過程があるのが良い。最後あたりのシーンが好きです。
■ちょっと話は違っちゃってるけど原作の「はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)」も大好きでした。この本はデザインまでもが「あの本」であるってのが素敵。読むのが幸せになる本です。中身は結構シビアなんですけれど。原作だと石になるライオンのシーンが好きでした。映画だと2か3でありましたっけ?2,3はあまり覚えてないです。

*1:なぜか家にあったビデオはこれのシリーズをターミネーターだった、誰の趣味?