日曜日たち

日曜日たち (講談社文庫)

日曜日たち (講談社文庫)

■何となく暇つぶしに。さらさらっと暇つぶし的に読めましたが、そんなに印象に残ることもない話でした。
■なんか憂鬱な雰囲気漂う感じなので日曜日っていうか月曜日な感じです、個人的には。つまらなくはないけれど…。淡々として読みやすいけれどその分意外性というかこれでなくてはというものが無いというか。その割りに読後感はいまいち。実際は救われているのかもしれませんが、なんかなにか救われない感じがします。少年2人がキーになっていくのですが、落ちがありがちだったせいか、どうもすっきりしない。書きたいことは、こういう話がありがちな現代が一番怖いということ、かもしれませんが。
★☆☆☆☆