PLUTO2

PLUTO (2) (ビッグコミックス)

PLUTO (2) (ビッグコミックス)

■待ちに待った新刊PLUTO。ドキドキしながらページをめくりました。1巻ほどのショックは無い(1巻は素で読むたびに泣きます)けれど、これから起こるべきことへの悪い予感が煽られる巻。さらに、ブランドは好きだったので痛かった…。ラッキーマン、信じてたのに。絶望、が分からないってどんなものなんだろうと思います。絶望を言葉で表現することは限りなく難しいし、それを機械に理解させるというのも言わば不可能。今のこの勢いで技術が進化した時の最大の壁なんでしょうか。
■どうでもいい話ですがgoogleで「希望」と検索すると9,280,000件。「絶望」と検索すると1,310,000件。ネットの世界は希望の方が多い。…元ネタはハルシオン・デイズ(サード・ステージ)「自殺+希望」で683,000件、「自殺+絶望」で120,000件、自殺という言葉は絶望よりも希望と結びつく。鴻上尚史は本当に凄い。ハルシオン・デイズの台本の最初に載ってる言葉に私は救われました。「僕は20歳になったら死のうと思っていました。」という文に。上演の際「ごあいさつ」で配ってたものです。
★★★★☆