PLUTO 浦沢直樹×手塚治虫

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

PLUTO (1) (ビッグコミックス)

■かなり前の話だけれど。面白いので。PLUTOが好きです。買ったのは数ヶ月前…?偶然、部室に落ちていて読んでみたら面白かったので自分でも買ってしまった。ちなみに手塚治虫鉄腕アトム、地上最大のロボットは知らない。概略さえ。アトムはキャラとしてだけ。そんなのでも、この作品は十分に楽しめました。地上最大の〜を知ってる知り合いも面白かったと言ってたのでたぶんどちらの人も楽しめる作品。浦沢直樹はMONSTERを途中まで読んでます。結末を知らない…。好きだったし気になってはいるのでその内買いそうで危ないです。
手塚治虫版を知らないので全くのこの作品の感想になりますが、まず心理描写が見事。ひとつひとつのエピソードがいちいちグサリときます。1巻の中では特にノース2号のエピソードがヤバい。決して長く描いているわけではないのに一人一人の人間(とロボット)にかの情を奪われてしまうのはなんでなんだろう。文字は多いですが説明的ではなく、いちいち台詞が必要十分で、しかも台詞の無いコマの使い方が上手い余韻を残す。文句のつけようが無いです。泣けます。早く続きが読みたい(コミックス派なので)。
★★★★★