PLUTO 浦沢直樹×手塚治虫
- 作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/30
- メディア: ペーパーバック
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■手塚治虫版を知らないので全くのこの作品の感想になりますが、まず心理描写が見事。ひとつひとつのエピソードがいちいちグサリときます。1巻の中では特にノース2号のエピソードがヤバい。決して長く描いているわけではないのに一人一人の人間(とロボット)にかの情を奪われてしまうのはなんでなんだろう。文字は多いですが説明的ではなく、いちいち台詞が必要十分で、しかも台詞の無いコマの使い方が上手い余韻を残す。文句のつけようが無いです。泣けます。早く続きが読みたい(コミックス派なので)。
★★★★★