幻水4プレイ日記

幻想水滸伝IV 初回生産版

幻想水滸伝IV 初回生産版

■しばらく、進めることに終始していたのでパソコン放置してました。クリアしました。…きついエンドですが。

■ネタバレ含むプレイ日記。(プレイ時間27時間/レベル59/クリア/バットエンド)
■です。きついわ…この終わりは。泣きそうだった。エンディング見ながら数えてたところ32人ほど足りなかった様子。前データをとってあるのでそれで少し粘ってみますが荒い進め方をしてるので108星クリアは無理かもしれません。
■プレイ日記とは言え、1週間かからずとりあえず終わってしまった…。流れ、もう覚えてないよ…。何か厳しいこと書いてますが、面白かったです。今、この終わり方で無茶苦茶痛いしね。とりあえず、思ったことをちらほら書いてみます。完全ネタバレ故気をつけてください。最後まで遠慮せずに書きますので。
■トロイ…最後、これ108だったら何かあるのでしょうかね?無い、気もしますけど。幻水は究極的部分では無情なので…だから好きなのですが。トロイ、好きでした。かっこいいです。幻水のキャラって本当に魅力的なんですけど、彼も。廊下で話してる場面と最後がかなり…。自分の信念みたいなものを持った人間はかっこいいんです。…いやね、美形ですし(結局それかい)
ラマダも疑ってごめんなさい的に凄く良い活躍してくれました。人は信用しないといけませんです。でも、死んだかと思ってたよ。エンディングでビックリ。意外に生命力強いのね。今回は内からは裏切られることも無く、でした。
■しかし、今回はまとめてやったせいか、キャラに対する思い入れが薄いです。全然名前覚えてませんし。2をやってたころは全員の勢いで覚えてたのに。今回は主要キャラも微妙です。私の脳が退化したのか、あっさりした演出のせいなのか。何となく短い気もしましたしね。あれ?終わりなの?みたいな。まぁ、敵を叩きのめすばかりじゃないからここで終わるのは正しい気もしますけれど、気分的には2のルカ・ブライト戦くらいの心意気でボスに向かっちゃいましたよ…。で強くて焦った。
■ラスボス(トロイ一騎打ちじゃなくて)の巨大樹(でしたっけ?)はかなり強くて苦戦しました。一回諦めて、武器強化して…をする羽目に陥りましたから。武器を強化してたメンバー(シグルド、ハーヴェイ、ヘルムート、キカという激趣味パーティ)は別働隊にしたら…何とこの戦いに連れて行けないという…はめられたかと思った。おかげさまで少しでも強化してるメンツということで忍者2人とチープーという何とも楽しげなメンバーであの木とバトルしておりました。ふぅ。武器強化にお金がかかりすぎるのがいけない…し、強化しないと話しにならないというのはゲームバランス上どうなのかと…。あの樹は色がポイントというのに気付かなかったのも痛かったですが。白の時は防御、ということに至ったら何とか。でもかなりギリギリでした…。一体あいつはHPがどれだけあったんだろう…数えてないけど最低でも25ターンはかかったさ。
■そういえば、この目的のために買ったとも言えるテッド君、仲間にできませんでした。一体どこに??強制キャラだと思ったのにイベントで探さねばならぬとは。
■協力攻撃はあまり見れなかった。何回か戦闘しないと覚えないというのがネック。組み合わせ分からないって。とりあえず、カンで(?)美青年攻撃は探り当てましたけどね。だけど、強さ如何の前に爆笑しすぎて一度しか使ってません。何なんですか…この技は…。2の時はまだまともだったな…と思えるほど。長いしね。ところで、ヘムルートの父には衝撃を受けました。キバ親子並みのショックを。幻想シリーズは母親似が多いらしい。
■それがわかる、決戦前夜は良かったです。幻水は毎回このシーンが一番好きかもしれません。キャラ達の生きてるような本心がすっと見える瞬間のような。ところで、ブラントとキカはどんな関係??
■全体的に音楽と画面は好きです。ポリゴンにも何とか。でも幻想水滸伝ファイナルファンタジーは目指さなくて良いと思う。あれには同じ方向では敵わないでしょう。色々と。4も好きだけど、1、2のファンとしてはまだどこか認めきれない部分もある、というのが正直なところです。108揃えて、真のエンディングを見れば、変わるかもしれませんが。
■とにかく、このエンドの最後は痛かった。真の紋章を放って、そして…。哀しい。エレノアも…。こうなっちゃいけない歴史なのかもしれません。こんなに人間は愚かじゃないと思う一方世界では戦争が続いてる訳で。何と言ったらいいんだろう。

■むにゃ。眠いのにあちこちのサイトでクリア後の感想を読む。…まず、やり直さない限りベストエンドは無理みたい。げ。テッド含め。…しょうがないクリアデータで頑張ります。
■そして、いろいろ読みましたが辛口意見多いですね。私もそうですが。これからかなり辛いこと書くので、これでいい、満足って人は読まないで下さい。反対意見あるならば喜んで受け付けますが。…むしろ否定して欲しいのかもしれない。何と言うのだろう。幻想水滸伝シリーズらしさってなんなんだろうって思います。ファイナルファンタジードラゴンクエスト、あんなものを目指す必要は何も無いんです。だからポリゴン3Dにしなくてはいけないわけじゃないし声がなきゃいけないわけじゃない。今回の幻想水滸伝は(あ、私は3のみ未プレイです、あまりの評判の悪さに…)、何か空回りな印象。良いもの作ろうっていう気持ちは伝わってくるんだけど、何か足りない。1、2が偉大すぎるのか。バランスの何かが崩れてしまってるような。今回、主人公好きです。何人か好きなキャラもいます。けど、もっと彼らの色々な面を見たかった。戦わなくてはならない、そこに理由があるならもっと描いて欲しい。罰の紋章にももっと物語が篭ってると思うんですよね。使わざる得なかった、使ってきた人間の思いが。途切れた話では伝えられないものもあります。もっと人間はみんな悩んで迷って選んで、そしてその小さな一人一人の選択の積み重ねで歴史は動く。そう感じれるのが幻想水滸伝だと思ってました。今回にはそれが無い気がします。運命に流されるだけじゃその辺のRPGと変わらないんですから。そうじゃない、自分の選択である、ってのが幻水だと思います。
■今回の幻想水滸伝、伝えたいものってのは何だったんでしょうか。続編は難しいと思います、確かに。期待のしすぎは良くないんでしょう。でも、我々ユーザーってのはお金を払って、時間を割いて遊ぶんです。ゲームを作るってのは、そこで仕事としてやるんだから、伝えるべき心の無いものはいらないです。惰性の続編は欲しくない。本当に自信があるならば新しいゲームとして出せばよいですし。最近、ゲームが売れなくなったと言いますが、ユーザー側はグラフィックとか技術の面ばかりに拘ったゲームにうんざりしてるんじゃないでしょうか。面白いものは他にも腐るほど日本にはありますし。個人的にはゲームは本のようになってくんじゃないかと思うのですが。そしたら、内容の薄いものは売れない。幻水4は売れるのでしょうか??…話がそれてますが…、作品として売るならば、もっと煮詰めて欲しいと思いました。
★☆☆☆☆