筒井康隆

懲戒の部屋 自選ホラー傑作集1 (新潮文庫)

懲戒の部屋 自選ホラー傑作集1 (新潮文庫)

■何が面白いのか分からないです、ごめんなさい。多分、理不尽すぎることが恐怖であり、その恐怖が快感なのだろうと、思う。あくまでも思う。私にはわからない。いらいらするだけ。
■恐怖というのは開放されるから良いのであって、しかも恐怖には何かしらの理由があり逃れる手段があるから良いのである、と考える。スティーブン・キングとか羊たちの沈黙とかは好きだから。読んだあとに爽快感あるいは言いたいことが感じられないと…きつい。それは別に明確に言葉に出来るものじゃなくても構わないんだけど。作者が何を思って書いてるか、それはかなり大切だと思います。それは別に読者をからかってやろうとか騙してやろうとかそんなのでも構わないんです。それによって救われる瞬間ってあるから。
☆☆☆☆☆