筒井康隆
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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■恐怖というのは開放されるから良いのであって、しかも恐怖には何かしらの理由があり逃れる手段があるから良いのである、と考える。スティーブン・キングとか羊たちの沈黙とかは好きだから。読んだあとに爽快感あるいは言いたいことが感じられないと…きつい。それは別に明確に言葉に出来るものじゃなくても構わないんだけど。作者が何を思って書いてるか、それはかなり大切だと思います。それは別に読者をからかってやろうとか騙してやろうとかそんなのでも構わないんです。それによって救われる瞬間ってあるから。
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