工学部水柿助教授の日常 - 森博嗣

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

半分本当の話?みたいな感じが森博嗣ファンとしては楽しい。文学として面白いかはさておいて、ブログもそうだけど、森博嗣は本当に目の付け所が理系っぽくて面白い。

★★★★☆

色彩の息子 - 山田詠美

色彩の息子 (新潮文庫)

色彩の息子 (新潮文庫)

山田詠美は「ぼくは勉強ができない (新潮文庫)」がかなり面白かった記憶があるが、それとは大分違った印象。読んでて後味のわるーい短編集といったところか。汚い人間の汚い面が次々と。予想してたのと違いすぎてちょっと混乱気味。あまりこういうのは好きじゃない。

★☆☆☆☆

迷宮百年の睡魔 - 森博嗣

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

迷宮百年の睡魔 (新潮文庫)

これは面白い。1冊目のほうが良いけど、これも良い。森博嗣の良いところの詰まった本だと思う。3冊目の予定があるらしいので楽しみにしておく。

★★★★☆

女王の百年密室 - 森博嗣

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)

女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)

面白すぎる。久々な感じのばっちりハマった面白い森博嗣でした。結構厚みがあって、ダルイ感じのタイトルなんだけど、キャラクターの魅力と、テンポ、ミステリによって、きっちりさっくり気持ちよく読める。最後のどんでん返しもお見事。犀川&萌絵も好きだけど、そればかりに引っ張られるのもつまらないので、たまにはこういう別の話も良い。森博嗣の中から1冊薦めてと言われたら、これか「すべてがFになる (講談社文庫)」か。

★★★★★

ユージニア - 恩田陸

ユージニア (角川文庫)

ユージニア (角川文庫)

半年ほど、本の感想を書いていなかった。読んだけどメモってない本が山になってきたので、書き残しておく。記憶が曖昧な本も大分あるが。
まず、恩田陸。なんか恩田陸は面白いんだけど、最後のまとめの部分で焦点がぶれている感じの本が多い気がする。あまり明確な答えを書かないからかもしれないが。この本もそう。雰囲気は良いんだけど、最後の部分が気に入らない。なんか尻切れトンボのような。

★★★☆☆

Desktop Tower Defense 1.9 10K MONEY LIFE 19 クリア

The Casual Collective - Social Gaming & Casual Networking
思い出したように遊んでみるDTD。今日は10Kに挑戦。ノーマルマップで。ノーミスでいけそう…だったのですが、Wave98で1匹逃がしやり直すのも面倒なので19ライフにてクリア。過程は以下。1.5のときのクリアと陣形は異なるけれど、3-Wayジャグリングで頑張ってクリアを目指すアイディアは同じ。今回の経路はQuake Towerの最大限の有効活用とHopperに抜けられないためのカッチリした迷路。

適度にジャグリングして、ここまでくる。左上で売っている斜めの2つがQuake Towerでした。Wave84では中央のSnap Towerを、91では中央左のSnap Towerを最大グレードでぶつけてFLYINGを殲滅済み。一番左の経路が若干短く特にHopperの場合にギリギリのことがありましたが、常に3つの入り口を売り続けることでどうやらセーフみたいでした。Wave 98前にSnap Towerのグレードアップ資金のためにQuake Towerを売り払っているところが上。丁寧にジャグリングしてくると、BOSSとSPAWN以外はここまでで全部倒せるはずなので、倒せたらQuakeを売る。で、Snapをグレードアップ。そして2発当てて倒す…つもりだったのですが、2発で無理だったので3発当てました。中央の横3つを使用。使用した後にはすぐさままたSnapをグレードアップします。

Wave99のボス。98で1つ逃げられたのでライフが19に。98でFLYINGがばらついて来たのが敗因でした。Blizzard Towerの配置の工夫次第な気もします。Snapは使用した分もできるだけ急いでグレードアップしたので、この状態に。FLYING2匹が中央にきたらSnapを順に爆破。できるだけ中央にFLYINGが来るまで待ったほうがより多くの攻撃が当たります。

撃破終了。1個Snapが余りました…。

クリア。

TeXではまった罠

最近TeXで文書を書いていてはまったことについてメモしておきます。
環境はwindows xpTeXは「http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/mycreate/」のTeXインストーラー3でインストールしました。

図の参照番号が章番号になるんだけど…
http://www.sugamemo.com/2007/01/13005252.html」に情報あり。図のキャプションの中にラベルを書くと解決。以下のように。

\caption{図の説明 \label{figure:cream-photo}}

「参考文献」という文字が出ない…
bibtexで参考文献を付与したときに、「参考文献」と出るはずの文字が出ないで、本文のすぐ下に参考文献がつらつらと表示される。
これは検索しても情報が出ない。貰ったスタイルファイルを使っているので、そのせいかもしれないけど、それらしい記述はない。
うー…ん、…。どうにもならないので、Linux環境に移動してコンパイルしたところ、ちゃんと表示されました。
windows判のTeXのバグかもしれませんが、今まで利用してきた中であったことが無いので(bibtexは初めて使った)不明です。誰か知ってたら教えて下さい。

bibtexは初めて使いましたが、とても楽で感動。最初から使っていれば良かったです。以下が参考になりました。

ウムラウトってどうやって書くの…
ドイツ語とかのOの上にドットがあるアルファベットの書き方。SVRのBernhard Schölkopfさんとか*1
LaTeXでのウムラウトの処理」が分かりやすかったです。
以下のように書く。

\"{o}

横書きの括弧…
英語の名称につけたりする括弧のような。
"文字"←これかと思ってたら違った…。TeX

``文字"

と入力すると、

“文字”

と表示される。
この辺のルールはいまいち分かってないので

“文字”←これはダブルクォーテーションなんですね…聞き覚えがあるような…で、どうもWordでは"文字"←で打つと勝手にコレクトしてくれてるみたい。Wordのオートコレクトにはイライラすることのほうが多いですが、これは便利ですね。


2段組で書いているときに表や図だけ1段組にしたい…
表や図が横長で、2段の中に入らない場合に、1段に通した図を入れる。基本…?無知ですみません…。
以下のようにtableまたはfigureの後にアスタリスクをつけるとそこだけ1段組になる。

\begin{table*}[htbp]
	\begin{center}

	\begin{tabular}{ll}
		テーブル中身
	\end{tabular}

	\end{center}
\end{table*}

jpgとかpngをepsにする時いちいちPhotoshopを開くのがダルイ…
EPS-conv」にて解決。
基本的に自分で描く図はillustratorを使って描いてます。そうじゃなくて、例えばスクリーンショットを図にしたりするときに。簡単な切り取りや解像度変更(印刷用は300dpiは欲しいところ、PC用の画像は72dpiの場合が多い)などは、画像表示ソフトである「http://www8.plala.or.jp/kusutaku/iview/」を使ってぱっぱとしています。
あーそういえば、illustratorでモノクロのファイルを作るときは、全選択して、編集->カラーを編集->グレースケールに変換、ってのを最近知りました…恥。

複雑な表をTeXに入れたい…
TeXの表は何でこんなに面倒なんだ!と切れそうになる。特に結合箇所が多いと混乱してくる。
やはりそう思う人は多いようで、ソフトがあった。「Excel2Tabular Home」とか、たくさん。
でも、これらのソフトは(全部試したわけじゃないけど)セルごとに幅を固定してしまうみたいで、横長の表とかを作ると、ドカーンとはみ出て困る。調節すれば良いんだけど、それまたエクセルでやらなきゃならないわけで、面倒。
しょうがないので、もういいやと思い、邪道な方法を取ってしまった。エクセルで表を綺麗に書く->スクリーンショット->EPS図として貼り付け(EPS作成は一個上の項目参照)。EPS図なら幅の調整がし易い。見た目が綺麗なら良いよね…。


ちなみにいつもTeXを書くときに参考にしているサイトをまとめ