ワンピース
- 作者: 尾田栄一郎
- 出版社/メーカー: 集英社
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- 作者: 尾田栄一郎
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空島>ここで止めた人がたくさんいるらしい因縁の話。確かにちょっと長くて間延びした感じかもしれない。でも終盤のエネルの巨大さと徹底的な悪さと、それでも戦う展開は王道な雰囲気で面白かったです。
ロングリングロンドランド島編>ちょっとしたおまけギャグ話とそれと対を成すかのようなキジの異常な強さ。長い話ばかりだと疲れるので、たまにはこういうのも良いし、なかなか工夫されてて楽しく読めました。しかし、サンジとゾロってここまで仲悪かったのか…まぁ展開として王道ですが、その王道振りが良い。
水の都編>ウォーターセブン。これは相当面白かったです。空島同様ちょっと長いのですが、不思議と集中して読めます。文句無く面白い。敵キャラが魅力あるからかな。CP9のカクが好きです(数年前なら間違いなく暴走してたと思うよ…)。ルフィ海賊団だけでなく、周りのキャラクターがみんな熱いです。海列車とか大工の島とか、夢のある舞台設定も良い。バトルもただ1対1で戦うのではなく、共闘したり入れ替わったり、真面目だったり不真面目だったり、工夫されてて飽きませんでした。その中でそれぞれのキャラクターの個性が上手く出てるし。最後はルフィの力と力の勝負なのですが、そこまで行くまでの仲間の戦いが面白い。なんだかんだ言ってもワンピースって凄いなぁと実感しました。
魔の海編>スリラーバークにてルフィのっとられピンチと骸骨。鯨のラブーンの話を拾ったのには感動しました。ここのエピソードは結構感動しました。ヨーホホって曲で繋がっているのがまた泣けます。骸骨好きだ。敵は巨大すぎてどうするんだろう?と思いましたが、なんとかしてしまうところがまたワンピースの凄いところ。
ウォーターセブンとスリラーパークは両方かなり好きでした。長いんだけど、やはりこの長さがなければここまでの描写は描ききれないわけで。結局ワンピースは時代を代表するようなパワーを持った漫画なんだろうと再認識した次第です。
★★★★☆