そこに薔薇があった

そこに薔薇があった (中公文庫)

そこに薔薇があった (中公文庫)

最近気に入ってる打海文三。7つの連作短編集。段々微妙に繋がってる部分が見えてくる。そして、最後の最後が怖い。いちいち残酷で冷たい話。やっぱり描写が素敵です。あまり真相のはっきりしない話は好きではないですが、これは好きな作家への偏見なのか、このはっきりしなさが好きです。

★★★★☆