ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶
- 作者: 大崎善生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: 文庫
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最初の作品「キャトルセプンタブル」が前の「九月の四分の一」の続き的な作品、残り3つがまた別の短編です。トーンは全部同じで、読みやすく切ない。どれも良いですが、個人的には「ドイツイエロー」が好きです。熱帯魚の不思議な空間と文章の雰囲気がばっちり。
読み終わったあと、ドイツイエローを検索してみましたが(ドイツイエロー - Google 検索)、想像の中のドイツイエローのほうが綺麗で残念。この文章が綺麗なドイツイエローを想像させてしまいます。
★★★★☆