1985年の奇跡

1985年の奇跡 (双葉文庫)

1985年の奇跡 (双葉文庫)

■この季節になると高校野球を結構見てしまいます。一瞬に賭けるドラマが良い。と思う。その繋がりで手に取りました。もうちょっと爽やかな努力とか友情とかの物語だと思ったら肩透かし。つかびっくりしました。そういう話でしたか。
■文章は特に特筆すべきこともなく読みやすい。おニャン子クラブとか分からないけど。テンポも良いし一気に読ませます。高校野球とか青春とかとはちょっと違うんだけど、キャラクターも魅力的だし、最後の場面はスカッとする。けれど、特別良いってわけでもなく。この本でなくてはならない何かは無い。暇つぶしに読むのには肩肘張らない感じで良い本って程度だと思う。

★★☆☆☆