ブラッド・ダイヤモンド

【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|ブラッド・ダイヤモンド
レオナルド・ディカプリオ主演。ディカプリオはとても良い役者になったんじゃないかと思いました。王子キャラだったのに凄い最近悪役というか腹に一物ありそうなキャラクターを演じてる気がする。それがまたかっこいいです。好きだな、こういう雰囲気の役者。
■公開当日に観に行きました。映画館の入りはまぁまぁ。夜の回でしたので前の方は空いてました。これはかなり良かったのでもっと多くの人に見てほしいと思ったり。
■時々クスリと面白いことはありますが、全体的にはシリアスで硬い映画です。でもあまり肩に力を入れなくても見れます。むしろエグイシーンが多いので(戦争モノの宿命でありこれをしなきゃしょうもないのですが)、そういうのが全然ダメな人はダメそうです。あまり予告も見ずに行ったので、てっきり歴史ものかと思ったら現代というか今も続いてるような紛争の話だったのでそこがまた真に迫るような、そういう現実を知らない日本の平和さを実感するような。その違和感が怖かったです。本当に人が無感動に殺されていくシーンを見て、現代のことだと感じられない自分の認識が怖い。
■特に、これは…と思ったのが少年兵に関する描写。戦争モノはもう結構観てるけど、こういう風にゲリラの中に取り込まれる少年兵の姿を描いたものは初めて観たのでちょっとショックだった。知識としては知ってたものだったけど。こういう風に死んでいく少年も多いだろうしこういう風に壊れる少年も多いだろうと思うと何かやりきれないものがある。最後も救ったようでそれ以上に大きすぎる犠牲はあったし、本当に救ったのは一部だし、まだ救われてない続いてる多くの戦いがあるんだもんなぁ。
■ディカプリオはもう本当にしょうもない男的なポジション。でも何故か魅力ある。最後はゾクっとしました。最後の最後に土を手に持ってパラパラ…がもう。白人の彼をここに持ってきたところもまた良い。血はみんな一緒だもんなぁ。全体の展開としては彼の心の揺れ動きがあまり見えない故に面白い。人間臭い緩慢さ具合が良かった。あ、でも恋に落ちるとこだけは(映画には毎回思うところではあるが)、納得いかない。ああいつの間にそういう関係に?じゃないけど。…まぁでもそんなものかも恋愛なんて。
■基本は戦争モノですが、アクションシーンも凄かったです。ディカプリオの動きが本当に傭兵っぽく見えた。ああでもああいうとこで、銃弾に当たるがどうかはもう映画でも言ってたように時の運だろうな。確率を上げることはできるだろうが、もう祈るしかない。
■それから音楽がとっても良かったです。最後のスタッフロールは2PAC?音楽担当はジェームズ・ニュートン・ハワードという人だそう。サントラ「オリジナル・サウンドトラック「ブラッド・ダイヤモンド」」が出てるらしいので買おうかと思ってます。雰囲気を象徴する迫力のある音楽は見事でした。
■しかし、面白かった。もう一回観たいくらい。狙いは水曜日…だけど暇じゃない…。発売まだだけどDVD「クリトリス バイブ ローター 女性用 膣マッサージ器 電動 ディルド 12種類の強力振動 潮吹き電マ Gスポット刺激 完全防水 医療用シリコン使用 加温機能 USB充電式 超静音 大人のおもちゃ [アダルト] [アダルト] (B10)」出たら買おうか。
★★★★★隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)