イラクに行く日本人

<イラクへ>苫小牧市のカメラマン、出発 中止要請聞かず:たまには、真面目に。なんというか、この人が正しいのかよくわからないけれど、間違ってはいる気がする。英雄気取り?マンガや映画だったら称えられるだろう。でも現実だからね…。創作ならほぼ帰ってこれるけど、当たり前だけど今回はどうなるかわからないわけだし。いや、普通に日本でのうのうとイラクのことなんか気にかけずに生きてても突然交通事故とかで死ぬ可能性は十分あるんだけれども。それに個人の問題なら究極的には個人の勝手かもしれないが(自殺する人も殺す人もいるし)、相手(=テロリスト)は個人ではなく「日本人」として捉えるから問題が複雑。私は日本なんて嫌いだけれど、個人を盾に取って日本の国自体に要求を突きつける彼らのやり方はもっと気に入らない。誘拐事件とか世論を使って感情に付け込むって汚い。日本に文句があるなら(ってかアメリカにあるのかな)、殺すとか脅すとかじゃないやり方をとって欲しい。このままではどこまで行っても血で血を洗い続けることになりそう。
■もちろんアメリカの流す情報はきっと真実ではないと思う。正面からアメリカに文句を突きつけたってきっと何も変わらず押しつぶされるだけだろう。世界のみんながこれを知りながら黙認している。だからこそジャーナリストは真実を見て伝えるべきと思うのかもしれないなぁ。
■ってか、こんなニュースにならないようにこっそり黙って行くことってできないのでしょうか?報道されちゃったらそれこそテロリストの恰好の標的になりかねない気が。ボディガードっていったって、多人数にマシンガン持たれて囲まれたら終わりだろうし。あまり警備したら本当のイラクの一般市民の姿なんて見えてこないだろうし。
■今の現代って数十年後に歴史の教科書にどのように載るんだろう。数十年後、来るかわかりませんが、「イラクへの攻撃は間違い」「暗黒の時代」と書かれていないことを祈ります。