限りなく透明に近いブルー

限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

■読む。つまらない。かなりつまらないと思った。でも3日くらいで完読なので、力はある。実は村上龍は初めてです。そのせいかかなんのせいか着いて行けませんでした。そんなに面白いのか…世間的には…、と10ページくらい読んで呆れたりキレそうになったりしながら、なら何かがあるはずだ、とばっと読んでしまいました。恐らくわざと書いてると思われる描写的な文章に着いていけない私には読みにくくて読みにくくてしょうがなかった。なんなんだろうな…解釈に苦しむ。あまりにも自分とかけはなれ過ぎている世界が飲み込めなかったのかもしれない。最後のほうを読みながらリュウがもう一度楽器を手に取らないのか、と期待してしまう自分は甘いのかもしれない。村上龍はこんなに売れてるんだからこんなにつまらない訳が無いんだけど。売れてる=面白いではないけれど…あんまりだ。いつか再読の必要性があるようです。もう少し、考えが深まったら、ということで。

★☆☆☆☆