人質について

人質事件について:浅はかな多くの大人と子供で一杯だ。
■当然、今のような情勢であのような国に行くのだから、悪い言い方をすれば死の覚悟もしていると思う。それでも行きたいというなら、それは個人の勝手。冷たい言い方だけど。そして、私は遠慮したいけれど。
■そんな気持ちの上だから、自分の意思で行く人を止める権利は誰にも無い。代わりに、捕まったら助けてくれ、という権利も無い。
■このバカなくらい平和な日本に生まれてこの方出たことの無い私には理解しかできないけど、本当に何気なく死と言うものと隣合わせというか、顔をつき合わせている国や地域が世界中には山ほどある。その一部に、自分から足を踏み入れる。それは誰かがやらなきゃいけないこと、というかさすがにこの世界の経済格差を正しいとかこのままでいいとかは思わないから当然なんだろうけど、でも本当にその重さ、周りの人への影響、色々考えた上で行って欲しい。助けたい?親切の、持てる者の押し付けじゃないことを祈る。そのせいで、国が脅しをかけられるとは、なんか信じられないことだ。
■別に彼らを否定する訳でなく、正しいと思うけど。私にはできないから。無事で良かった。のは確か。心から。
■でもね、極論を言えば、なんで皆が仲良くできないんだろう。はっきり言って今の世の中って子供のけんかみたいだと思うよ。自分が正しいと信じて疑わないいじめっことそれについて歩く子分と、傍観する人たちと、いじめられながら仕返しを必死で考え、やがて自分がいじめてやろうと思ってるやつと。そんなに単純じゃないことがわかるほど大人ではあるけれど、本当に簡単なことなはずなのに。人が二人いればけんかせずには気がすまない。人間の性とは空しいね。
■そうそう、私がテロ組織かなんかの人間だったらべつの国の人間を人質にとるよ。アメリカ人を人質にして日本に脅しをかける、みたいな。絶対このほうが効果があると…。ま、どうでもいいけど。
アメリカだって、武器で世界を相手に世界中の人間という人質をとってるようなものだからね。

■しかし私はやっぱり、人を殺すことはできないし、殺されるのも嫌だ。そう思わない人間がいるならば、1時間ほどじっくり話してみたい。まったくその心はわからない、正直。